
LINARIXドローワイヤセンサ
多用途リニアセンサ
ドローワイヤーセンサは、ケーブルプルセンサとも呼ばれ、エンコーダを使用して直線距離を測定するように設計されており、高精度なセンシングが可能です。ドローワイヤーに接続されたエンコーダは、引き出されたケーブルに比例した信号を出力します。ピニオンとラックは完璧なアライメントとはんだ付けが必要ですが、ドローワイヤーセンサは多様なインターフェースオプションにより、簡単に設置できるシステムを提供します。強力なUBIFASTコンフィギュレーションツールにより、お客様は希望する測定範囲を選択した後に、必要な分解能を定義することができます。そのため、リニア変位を伴うあらゆるタイプのアプリケーションに対応できます。
主な特徴
幅広い測定長
1~15m(3~49ft)
アブソリュートポジション測定
15種類以上の通信インターフェース
高い直線性
長いサイクルタイムでも
独自の測定長を設定可能
スケーラブルなアナログ出力
ティーチイン機能
ソフトウェアやプログラミングは不要
屋外使用可能
保護等級IP69Kまで対応
安全性を考慮した設計
2連冗長化エンコーダ
傾きと直線の測定が1つのセンサーで可能
POSITAL傾斜計と組み合わせた場合
主なバリエーション
LINARIX のリニアセンサは、クリーンルームに近い環境から港湾のハンドリングアームや建設用クレーンまで、あらゆるアプリケーションの要件を満たす様々な構成が用意されています。アナログ、フィールドバス、Ethernetなど豊富な出力、頑丈なハウジング、コンパクトなデザインなど、さまざまなオプションが用意されています。
アプリケーション
LINARIX のセンサーは、アブソリュートエンコーダの精度と高品質のドローワイヤメカニズムの組み合わせにより、高い信頼性と精密な測定を実現します。また頑丈な構造により、過酷な条件下でも信頼性の高い性能と長寿命を実現します。例えば、アーティキュレーションブームリフトとテレスコピックブームリフトは、角度と伸縮を同時に管理するという同じような制約があります。POSITALドローワイヤーセンサは傾斜計を内蔵しており、ブームクレーンのアーティキュレーション時に正確な位置決めを可能にするシングルセンサです